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AIを使えば、誰でも整った文章が書けるようになりました。それでも、記憶に残る言葉とすぐ忘れてしまう言葉がある。その違いはどこにあるのか。以前、毎日の音声配信を300本まとめて削除した日のことを振り返りながら、元カウンセラーとして、AIとの付き合い方や、声のトーンや間に滲み出る人間らしさについて考えたことを書いてみました。
こんにちは、大山です。
最近、ひとつ気づいたことがあります。
AIはどんどん賢くなって、文章も調べものも驚くほど早くなった。
それなのに、なぜか以前より「心が動く言葉」に出会う機会が減っている気がします。
SNSやブログを見ていても、どこか似たような文章が並び、同じような結論にたどり着く。
正しくて、整っていて、間違いも少ない。
でも、なぜか記憶には残らない。
そんな不思議な感覚を、最近ずっと抱いています。
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情報が不足している時代ではなく、情報が溢れすぎて疲れてしまう時代。
AIによって発信のハードルが下がったのは、本当に素晴らしいことだと思っています。
でも同時に、誰でも一定レベルの文章が書けるようになったからこそ、「誰が言ったのか」が以前より重要になっている気もするんです。
どれだけ技術が進歩しても、AIには再現できないものがあります。
その人が実際に経験したこと。
失敗したこと、悩んだこと、傷ついたこと。
そして、そこから何を感じたのか。つまり、その人自身の体温です。
私は元カウンセラーで、今はAIの仕事をしています。
一見すると正反対に見えるかもしれませんが、実はずっと同じテーマを追いかけています。
「人間らしさを失わずに、テクノロジーとどう付き合うか」ということです。
AIを便利な道具として使うだけなら簡単です。
けど、それだけでは少しもったいない。
自分の思考を支えてくれる相棒として育てていく。
そんな付き合い方ができたらいいなと思っています。
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少し個人的な話をさせてください。
私は以前、毎日音声配信をしていました。
そしてある日、そのうち300本以上をまとめて削除しました。
理由は、そのほとんどが車を運転しながら収録したものだったからです。
内容に問題があったわけではありません。
でも、もし誰かがそれを見て「これくらいなら大丈夫なんだ」と思ってしまったら。
そう考えた時、どうしても残しておけませんでした。
人の行動や心理に与える影響については、いまも敏感でいたいんです。
300日分の積み重ねを失うのは、正直惜しかった。
でも、数字よりも大切なものがありました。発信者としての誠実さです。
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AIで文章はいくらでも作れる時代です。
でも、人の声に宿る熱量だけは別物だと私は思っています。
声のトーン。
間の取り方。
少し迷いながら話す瞬間。
そこには、その人の人生そのものが滲み出ます。
効率化を追求することは素晴らしいことです。
私自身もAIを活用して、たくさんの時間を生み出しています。
でも、その時間で何を語るのか。
何に心を動かされるのか。
そこだけは、誰にも代わることができません。
AIが進化するほど、人間らしさの価値はむしろ高まっていく。
私はそんな未来を感じています。
さて、あなたはどうでしょう。
もし今、「自分らしい発信って何だろう」と考えているなら、まずは完璧な答えを探さなくても大丈夫です。文章でもいい。音声でもいい。誰にも見せなくてもいい。
まずは、自分の言葉を残してみる。
そこから始まるものが、きっとあるはずです。
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